住宅/新築/2012
元気いっぱいの二人の男の子と暮らす、四人家族の住まいです。
基本的には1階だけで生活が出来るようにし、2階はお子さんが大きくなったときの個室に使います。椅子ではなく床座の生活をご希望で、空間の重心を低めに設定しました。また、肌馴染みの良い杉をふんだんに使用し、特に床は30mmもの厚板でやわらかく仕上げています。
※前職アトリエフルカワ一級建築士事務所で担当したWORKSです。
階段室は建具で開閉できるようにして、夏には開放的に開け放して風が通るように。
また、冬は閉めきって2階の冷気が降りてこないようにしています。
キッチンはさながら指令台のように、リビング全体が見渡せるようにしています。
玄関は2坪の土間になっていて、子供たちが泥だらけになって帰ってきても大丈夫。
冬は日当たりも良くてサンルームの心地良さ。ここで、お茶を飲んでもいいですね。
浴室にはトップライトを設けています。
2階は将来の子供部屋。当面は間仕切りなしで広々使います。
門の代わりに郵便ポストとインターフォンを組み込んだ木の塀をつくりました。表札もここに取り付けます。
目の前はお父さんの畑。絶好のロケーションで、2階からは秩父地方の総社である秩父神社の神奈備山である武甲山が見えます。
床:杉 厚板
壁:ペンキ 塗装仕上げ
天井:床組 あらわし
施工:守屋八潮建設株式会社