「てまえみそ倶楽部」の中でも、つくることに集中する場・手前味噌仕込みを行いました。今年は麹の手配が遅れてしまった関係で、2月と4月の2チームに分けての開催です。

「材料の手配」「前日からの大豆の浸水」「当日の水煮大豆づくり」までが、主催者であるわたしの仕事。その先は、参加者の方々(各回8名)も一緒に2時間ほどかけて、仕込みと片付けまでを行います。

”味噌仕込み”というキーワードの元に集う参加者の方々は、発酵という時間のかかるプロセスを共有しているからか、1年ぶりの再会にも関わらず、すぐに場の空気が和らぎます。そして、場の流れがちょうどよくまわってゆくのです。

今回は、最初に全員揃ったところで確認のためにレシピの読み上げをしただけで、わたしが特に流れをつくることもなく、参加者の方々それぞれの関係性のなかで、あっという間に仕込み終えてしまいました。

味噌仕込みは始めたのは、4年前。友人たちを巻き込んで、大勢での仕込みを始めたのは、3年前。

味噌だけではなく、コミュニティーの発酵を感じる場です。