住宅/新築/2017

2013年に設計を始めてから、完成まで4年。これだけの時間がかかったのは、建物のほとんどを施主である明石泰一さんがつくったから。建築の基本要素の施工はプロにまかせ、それ以外をお施主さん自らがつくるハーフビルド形式です。なんと屋根の防湿シート貼りや外壁まで、泰一さんが施工されています。

写真からも伝わると思うのですが、とても質の高い空間です。決して一般の人がつくったようには見えません。おふたりの暮らしへのイメージがしっかりとあったからこそ、そしてそれをわたしたち設計者・施工者と共有できたからこそ、だと思います。

※前職アトリエフルカワ一級建築士事務所で担当したWORKSです。

メディア掲載
▶︎住む。2017年11月号

写真は明石邸が掲載された『住む。2017年11月号』で、使われたものです。誌面もぜひご覧ください

床:無垢フローリング
壁:漆喰左官仕上げ 
天井:床組あらわし