少し前に家族が狩猟免許を取得しました。初心者なので、今年の猟期はクレー射撃にて腕を磨く日々のようですが、来年のクリスマスには鴨が獲れるようになっているかも…!

ということで、今年のクリスマスの食卓は、まるごとローストダックの練習をかねて、人生初のまるごとローストチキンづくり。
数日前に近所の肉屋さんで購入した丸鶏(約1kg)を、2日前からハーブ(オレガノ・タイムなど)・塩・胡椒で漬け込み、オリーブオイルを塗った後、コンベクションオーブンで焼きました。
オーブンの温度設定と加熱時間は、175℃で60分の後、250℃で10分程度。もう少し焼き色をつけてもよかったかもしれません。焦がしてはいけないと、ちょいと怖気づいていました。

表面パリパリ中しっとりの、満足いく仕上がりで、とても美味しくいただきましたが、さすがに2人では食べきれず、翌日鶏ガラと一緒にチキンライスに。

ケーキはパウンド型で焼いたガトーショコラにホワイトチョコがけ
奥にチキンの残骸が…

つくった感想は・・・簡単でした!

丸鶏であっても、それはすでに食肉として加工された鶏肉。下味をつけておくこと、そして加熱温度と時間にさえ気を配れば、そこそこの美味しさには到達するようです。(詰め物をしたり、燻製したり、となるとまた別のテーマが生まれます。)

となると、問題はやはり鴨を捌く段階。血抜きから羽むしり、そして解体までを、どう美しくこなしてゆくか。その成否が、命を最大限おいしくいただくことにつながるように感じます。
ですが、ふつうの日常生活の中では、なかなか学ぶことのできないそのスキル。来年はぜひ師匠を見つけたい!