福祉施設/新築/2017

長崎市内の工業団地の一画に建つ障害者福祉事業所の建替えプロジェクト。建替え前の事業所での人々の営み、アクティビティをリサーチしたうえで、利用者、スタッフのふるまいに即した場づくりを検討し、光環境に着目した多様な内部空間および外部軒下空間をもった建物として計画しています 。切妻屋根とバラフライ屋根を組み合わせた屋根がつくるジグザグの勾配天井によって、間仕切りのない大空間の中に用途に合わせた複数のスペースが生まれています。また、空間をさらに多様なアクティビティに対応させるため、空間の各所にリサーチにもとづいてデザインした棚やベンチなどの造り付け家具を設けています。

ぐるり舎・布留川が建築専門家集団Eurekaで、プロジェクトスタッフとして基本設計〜実施設計〜現場監理において、設計協力しました。

▶︎Nagasaki Job Port/清水の里 公式ホームページ

メディア掲載
▶︎新建築2019年4月号

建築専門家集団EurekaHPより抜粋
写真:大倉英揮(黒目写真館)