2019年の幕開けです。新年あけましておめでとうございます。
家族のある人も、ない人も、あっても共にあれない人も。 皆にあたたかな1年になりますように。

ひとつひとつの選択を誠実に、こころを込めて、そしてよき仕事をしてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


毎年恒例の元旦映画は、ロングラン上映中の「ボヘミアン・ラプソディー」を。言わずと知れた伝説的バンド「Queen」のリード・ヴォーカルであるフレディー・マーキュリーの伝記的映画です。

事実とは異なる描写や、見慣れた音楽映画と変わらない凡庸な筋書きなど、Queenそしてフレディーのファンの方々からは批判があるそうですが、わたしのようにQueen以降に生まれた世代にとっては、そんなことはまったく問題ではなく。むしろ、彼と彼らがうみだす音楽のパワーに圧倒され、帰ってからはずっとQueenを聴き漁る始末。

このバンドのある種の特異さといったものを、後世に伝えていくための努力と熱意を、其処彼処に感じる映画でした。改めて、人の心に届くのは「正しさ」ではないと身にしみています。

ところで、わたしが初めてボヘミアン・ラプソディーに出会った(と言っていいのかはわかりませんが…)のは、大好きだったNHKの番組「ハッチポッチステーション」にて。グッチ裕三さんが、Queenへの愛あるオマージュを披露していました。映像が探し出せましたので、本物のMVと一緒にハッチポッチver.も、ぜひどうぞ。

Bohemian Rhapsody (Official Video)
ハッチポッチver.

去年はあまり映画館へ足を運べない1年となってしまいましたが、2019年はどうなるでしょうか。よきフィルムとの出会いがありますよう願いを込めて、ひとまずは「ボヘミアン・ラプソディー」の感想を、友人たちとあーだこーだおしゃべりしたいと思います。