川上ヒュッテが無事に引き渡しとなりました。

ですが、工事完了ではありません。引き渡し後に、一大プロジェクト「住み手による壁塗り(塗装&左官)」が待っているからです。

引き渡しのあれこれが済んだ直後から、さっそく養生祭り。遠方にも関わらず、住み手の友人が集まって一緒に作業をしてくれます。わたしも久しぶりに左官コテで漆喰を塗りました。

ごはん時には、住み手が大きな鍋いっぱいのカレーを振舞ってくれて、みなで食卓(仮設)を囲みながら楽しむなど、まるで懐かしい部活の合宿のよう。

残念ながら作業途中で現場を後にしましたが、どのような空間の仕上がりになるのか楽しみでなりません。

ぐるり舎では塗装(特にワックスがけ)は施主施工することを基本的にオススメしています。それは、コストダウンのためというよりも、「これから長いつきあいになる住まいと仲良くなるため」とお伝えしています。

自分の手を動かして塗装することで、木の家の手入れの基本のきを覚えながら、住まいへぐっと親近感がわいてくるはずです。