数年前に亡くなられたおじいさまが愛していた、山の中の小さな家。移住も視野にいれながら、少し使いにくくなっていたその家をリノベーションしたい、というご依頼をいただき、打ち合わせを兼ねた現地調査へ伺いました。

まだ雪の残る白樺林に佇むその小さな家は、おじいさまの気配でいっぱい。ずっと勤めていた会社をリタイヤされた後、ご仲間の力を借りながらセルフビルド的に作られたそうです。絵を描くのがお好きで、アトリエとして使われていたとか。

ロマンがぎゅうぎゅうに詰まった夢の家が、お孫さんへ住み継がれてゆくことを、さぞやおじいさまもお喜びでしょう。