例年以上に大気が不安定なこの4月でしたが、先日お引き渡しした2軒の住まいの完成見学会は、どちらも晴天に恵まれました。

遠方、また平日にも関わらず、足を運んでくださった方、ありがとうございました。

どちらの住まいも、前職であるアトリエフルカワ一級建築士事務所の仕事をお手伝いさせていただきました。2016年に独立してからも、こうやってお仕事をご一緒できるような関係でいられて、とてもしあわせな巡り合わせを感じます。

住宅のような規模であっても、1人の設計者で設計を担うのは大変なこと。ましてや春完成というスケジュールは、希望される住まい手が多く工期が重なりがち。そうなると、個人設計事務所は互いに協力しあって仕事を進めてゆきます。

そもそも建物を建てる過程には、驚くほど多くの人が関わります。現場監督、棟梁、大工、親方、家具屋、電気屋、設備屋、建具屋、左官屋、建具屋、、、などなど。こういった様々な職方を導くという意味では、建築士はよく指揮者と例えられます。であれば、現場監督はコンサートマスターと例えられるでしょうか。


2軒が住まい手の元へ渡ったタイミングで、また新しく2軒の工事が始まります。完成見学会が催される場合は、またこちらのHPでお知らせいたします。