家とアトリエはどちらも海沿いにあり、徒歩5分ちょっとの距離。
こども園への送り迎えは車でないと不便なので、アトリエへも車で行く日が多いけど、お昼ごはんのために家とアトリエを行き来する時は徒歩。
海岸線の道路をてくてく歩き、干潮の日は浜をてくてく歩くのだが、最近、山沿いの道を開拓した。
開拓したと言っても、昔からある避難道だそうで、わたしの家の裏あたりから元小学校、つまり今現在は「シェアアトリエ海の校舎」まで続いているその道の存在を、ここで生まれ育った友だちに教えてもらっていたのだ。
竹林を通り抜けた先、いつもより少しだけ高いところから眺める瀬戸内海は澄んでいて、山登りが好きなこともあってお気に入りの道に。
途中、荒れた竹林があることは気になっているが……。
年配の方に話を聞いたら、海岸線の辿っての移動は防波堤ができるまでは大変だったらしく、そのための”避難”道だったのかもしれない。
人に教えてもらうことがたくさんある。